大洋州諸国の開発課題解決に向け、日本での修士号取得とインターンシップの機会を提供:太平洋島嶼国におけるリーダー育成のための留学プログラムが始動

2016年8月23日

JICAは2016年8月、大洋州諸国の開発課題の解決に必要となる専門知識を有する中核人材の育成を目指し、JICA研修員として日本国内の大学院における修士課程および省庁・自治体等でのインターンシップの機会を提供する留学プログラム「太平洋島嶼国リーダー教育支援プログラム」(Pacific-LEADS)を開始しました。

第1期研修員としてキリバス、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシアの10か国から41名の研修員が8月24日までに来日します。

2015年5月に開催された、第7回太平洋・島サミット(PALM7)において、安倍晋三首相は大洋州諸国・地域の脆弱性の緩和および克服の観点から、国の将来にとって重要な役割を果たす若い世代の育成を目指すため、大洋州諸国から若手リーダー人材を日本へ招聘し、人材育成の機会を提供する事を表明しました。本プログラムはこれを受け今年度から開始することとなったものです。本プログラムを通じて2018年までに約100名を受入れる予定です。

来日した研修員はまず、過去3回太平洋・島サミット(PALM)が開催された沖縄で、約10日間のオリエンテーションに参加します。オリエンテーションでは、日本の社会文化への理解や日本人とのコミュニケーションを深めるための講義の他、大洋州への協力実績の多い沖縄県自治体への表敬や企業の見学等を通じて、地方行政のリーダーや大洋州進出に関心のある企業とのネットワーキングの機会が設けられます。研修員は、オリエンテーションを受けた後、国内各地の18大学20研究科の修士課程に入学し(主な研究科は、環境、工学、経済・経営、政治・公共政策、観光等)、約2年間学ぶ予定です。

参考資料