ブルキナファソ向け無償資金贈与契約の締結:教室不足の首都近郊に中学校を新設し、子供たちの学習環境を改善

2017年5月12日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、5月11日、首都ワガドゥグにて、ブルキナファソ政府との間で、「第二次中学校校舎建設計画」を対象として15億6,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、同国の中央西部州、中央南部州、中央州において、中学校の新設及び教育機材の整備を行うことにより、対象地域における学習環境の改善及び中等教育へのアクセス改善を図り、対象地域の教育の質の向上に寄与するものです。

ブルキナファソでは、初等教育の総就学率は83.7%(2014/2015年)に達していますが、中学校の総就学率は44.9%(2014/2015年)に留まっています。その要因の一つとして、中学校の数が不足していることが挙げられます。また、教室不足から1教室あたりの生徒数が増加するなど、学習環境の悪化に伴う学習の質の低下も課題となっています。

本事業により、教室不足が深刻な首都近郊3州で、新たに中学校32校(約180教室)が建設され、8,640名の生徒を受け入れられるようになることが見込まれます。また、男女別のトイレ棟の整備や十分な教室家具の配置などにより良好な学習環境を整備することで、教育の質の向上にも寄与することが期待されます。

JICAは、本事業に加え、教育政策の立案や学校運営の改善を行う技術協力を組み合わせて実施中であり、引き続きブルキナファソの子供たちの学習環境の改善や学力の向上を目指した包括的な支援を進めていきます。

【案件基礎情報】
国名 ブルキナファソ
案件名 第二次中学校校舎建設計画(Project for the Construction of the Building of Post-primary Schools (Phase II))
実施予定期間 工期42ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 国民教育・識字省
対象地域・施設 中央西部州、中央南部州、中央州
具体的事業内容(予定) (1)施設整備/機材調達
中学校(32校程度)の建設
【施設】教室棟、管理棟、男女別生徒用トイレ棟、教員用トイレ棟
【機材】生徒用机・椅子、教員用机・椅子、管理棟用机・椅子、収納棚等
(2)コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理