将来のシリア復興に向け、日本での修士号取得の機会を提供

−シリア平和への架け橋・人材育成プログラムの初年度留学生が来日−

2017年8月21日

シリア難民に対する人材育成事業「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム(Japanese Initiative for the future of Syrian Refugees : JISR(ジスル)(注1))」(以下、JISR)の初年度の留学生18名(注2)が、このほど来日しました。

JISRは、昨年5月に日本政府が表明した中東支援策の1つで、シリア危機により就学機会を奪われたシリア人の若者に教育の機会を提供し、将来のシリアの復興を担う人材を育成するものです。

JICAは、技術協力の枠組みの中で、ヨルダン、レバノンに難民として逃れているシリア人の若者を対象に、2021年まで5回に分けて、最大100名の留学生を日本に受け入れる予定です。

本プログラムは、JICAとして初めて、難民を留学生として受け入れる事業で、難民支援に知見を持つ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の協力を得ながら実施しています。

留学生は、約3週間のオリエンテーションに参加し、基礎的な日本語、日本文化、日本の生活習慣などの講義を受ける予定です。その後、日本の11大学の修士課程または研究生として入学し、2〜3年間就学する予定です。

(注1)JISRはアラビア語で架け橋の意味。
(注2)初年度来日予定の留学生は合計19名。