トンガ向け無償資金贈与契約の締結: 世界で2番目に災害リスクが高い国に防災システムを導入

2018年6月21日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、6月21日、ヌクアロファにて、トンガ王国政府との間で、「全国早期警報システム導入及び防災通信能力強化計画」を対象として28億3,700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、トンガ全土において、防災無線システム、音響警報システム、トンガ放送委員会(TBC: Tonga Broadcasting Commission)のラジオ放送局の機材・施設を整備することにより、自然災害にかかる警戒情報や安全情報の迅速な伝達を図り、もって自然災害による被害の軽減に寄与するものです。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 トンガ王国
案件名 全国早期警報システム導入及び防災通信能力強化計画(The Project for Nationwide Early Warning System and Strengthening Disaster Communications)
実施予定期間 24ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 気象・エネルギー・情報・災害管理・環境・気候変動・通信省
対象地域・施設 トンガ王国全土
具体的事業内容(予定) (1) 施設整備/機材調達
【施設】TBC放送局舎(1,512 m2)、中波送信機建屋(74 m2)
【機材】緊急無線システム(無線局、無線中継局、無線端末等)、早期音響警報システム(無線親局、サイレン、遠隔起動型受信機等)、中波ラジオ放送システム(中波送信システム、放送用機材、オンエアスタジオ、アーカイブシステム等)、保守用測定器・工具、交換部品等
(2) コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、(ソフトコンポーネントとして)機材の運転・維持管理研修、コミュニティの危機管理体制強化のための啓発活動・避難訓練

関連リンク: