ガイアナ向け無償資金贈与契約の締結:効率的で持続可能な電力供給の実現により、気候変動の緩和に貢献

2018年6月29日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、6月27日、ジョージタウンにて、ガイアナ共和国との間で、「再生可能エネルギー導入及び電力システム改善計画」を対象として、18億4,800万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、首都ジョージタウン市及び周辺地域における送配電設備の増強、ガイアナに本部を置くカリブ共同体(CARICOM)事務局への再生可能エネルギー・省エネルギー設備の導入を通じて、電力供給の効率化および持続可能性の向上を図り、もって気候変動の緩和に寄与することを目指すものです。カリブの14か国・1地域が加盟するCARICOM本部への設備の導入により、再エネ・省エネ技術のショーケースとして周辺国にも波及効果を及ぼすことが期待されます。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ガイアナ共和国
案件名 再生可能エネルギー導入及び電力システム改善計画 (Project for the Introduction of Renewable Energy and the Improvement of Power System)
実施予定期間 36ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 ガイアナエネルギー局
対象地域・施設 ジョージタウン市及び周辺地域
具体的事業内容(予定) (1)機材調達
【ガイアナ電力公社設置機材】
調相設備一式(各5MVar)、配電線(293Km)、力率調整装置(二式)、柱上変圧器(48台)
【CARICOM事務局設置機材】
バッテリ付太陽光発電(PV)システム(一式)、ビルエネルギー管理システム(BEMS)(一式)
(2)コンサルティング・サービス
a)詳細設計、入札補助、調達監理
b)ソフトコンポーネント
【対ガイアナ電力公社】:調相設備の維持管理方法の指導
【対CARICOM事務局】:PVシステムとBEMSの維持管理
方法の指導と省エネ対策実務に係る指導