タイ洞窟・救助活動に際してのJICAの取り組みについて

2018年7月20日

タイ北部チェンライ県・タムルアン洞窟に閉じ込められた地元サッカーチームの少年12名とコーチ1名が無事救出された件に関し、大変喜ばしく、救出に尽力されたタイ政府関係者に心から敬意を表するとともに、救助隊員1名が亡くなられたことに心よりお悔やみを申し上げます。

弊機構では、事案発生後、排水及び土木の専門家2名他を現地に派遣し,タイ政府関係者に効率的な排水方法を助言したほか、宇宙航空開発研究機構(JAXA)等の協力を得て、衛星画像を活用した精緻な地形図を作成し、救助用坑道や雨水流入口の探査等に活用できるようタイ政府に提供してきました。このほか、2014年にタイ政府に無償供与したポンプ車2台も現地に派遣され,排水に活用されました。今回の一連の救助活動においては複数のミッションが並行して行われ、その結果として13名の救出に至ったものですが、その一助になったものと考えています。

【画像】

(写真左)山岳救助隊司令部で地形図を説明する三宅タイ事務所次長(中央)
(写真中)JAXAの協力のもと作成された地形図(提供:JAXA)
(写真右)現地に派遣されたポンプ車

国内外の関係者に対する国王からの感謝状

こうした取り組みに対し、7月4日にはタイのワチラロンコン国王から本活動に参加した全関係者に向けた感謝状を、18日にはソムキット副首相から感謝の言葉を頂いたほか、タイ国内においても様々なメディア、SNSで感謝の気持ちが寄せられました。

また、日本国内からも、救助活動期間中、救助方法に関するご提案も含め、多くの皆様から励ましの声を頂きました。こうした皆様のお気持ちに対し、この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。