パキスタン向け無償資金贈与契約の締結:気象レーダーシステムを整備し自然災害に対する予警報能力の強化を支援

2018年9月3日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、8月31日、イスラマバードにて、パキスタン・イスラム共和国政府との間で、「ムルタン市気象レーダー整備計画」を対象として20億4,200万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、パンジャブ州ムルタン市に気象レーダーシステムを整備することで、災害を引き起こす気象現象の監視能力の強化と気象・洪水情報や予警報の精度向上を目指すものです。本案件により、洪水を始めとする自然災害の常襲国であるパキスタンの自然災害による被害が軽減することが期待されています。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 パキスタン・イスラム共和国
案件名 ムルタン市気象レーダー整備計画(The Project for Installation of Weather Surveillance Radar in Multan City in the Islamic Republic of Pakistan)
実施予定期間 51ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 パキスタン気象局
対象地域・施設 パンジャブ州ムルタン市、ラホール市及びイスラマバード首都圏
具体的事業内容(予定) (1)施設整備/機材調達
【施設整備】
気象レーダー観測所(1棟)
【機材調達】
Sバンド固体化2重偏波気象ドップラーレーダーシステム(1基)、気象レーダー中央処理システム(1式)、気象レーダーデータ表示システム(4式)、気象データ通信システム(2式)
(2)コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、調達・施工監理、(ソフトコンポーネントとして)気象レーダーの保守・運営、観測スケジュール作成に関する技術指導、研修・マニュアル作成等

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