ネパール向け無償資金贈与契約の締結:ネパール地震で被災した道路の復旧支援により安全確保と物流の促進に貢献

2018年10月26日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、10月25日、カトマンズにて、ネパール連邦民主共和国政府との間で、「シンズリ道路震災復旧計画」を対象として10億4,700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

シンズリ道路は首都カトマンズと東テライ地域を結ぶ山岳道路であり、当該地域の人と物の移動を支える重要な路線です。我が国の無償資金協力により2015年3月に完工しましたが、2015年4月25日に発生したマグニチュード7.8のネパール地震により、道路の沈下や亀裂等の被害を受けました。JICAは、優先度の高い12箇所につき一時的な防水対策や仮設迂回路の建設等の応急復旧工事を支援し、当面の通行に支障を生じさせないよう対策を講じましたが、継続的な豪雨等により浸食が進み、道路が崩落する危険性が高まっています。

本事業では、ネパール地震で被害を受けたシンズリ道路の本格的な復旧工事を実施することによって、道路利用者の通行の安全と物流の促進を図り、社会経済の発展に寄与することが期待されています。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ネパール連邦民主共和国
案件名 シンズリ道路震災復旧計画(The Project for the Rehabilitation of Sindhuli Road affected by Earthquake)
実施予定期間 35ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 公共事業運輸省道路局
対象地域・施設 シンズリ郡
具体的事業内容(予定) (1) 施設整備
ネパール地震で被害を受けたシンズリ道路5箇所の復旧(地すべり対策工の実施)
(2) コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理