パレスチナ向け開発計画調査型技術協力 討議議事録の署名:パレスチナの産業振興に向けて

2018年11月13日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、11月11日、ラマッラにて、パレスチナ自治政府との間で、開発計画調査型技術協力「産業振興プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、日本政府が提唱する「平和と繁栄の回廊」構想(注)のもと、ジェリコ農産加工団地の開発促進とパレスチナの零細中小企業の経営能力の強化を通じて、パレスチナの持続的な経済成長を支援するものです。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 パレスチナ
案件名 産業振興プロジェクト
実施予定期間 2019年3月~2022年3月
実施機関 国民経済庁、パレスチナ工業団地・フリーゾーン庁、商工会議所連盟、パレスチナ産業団体連盟
対象地域 ラマッラ、エルサレム、ジェリコ
具体的事業内容(予定) 以下の活動を通じ、ジェリコ農産加工団地への投資の増加とパレスチナの民間企業活動の活性化に貢献する。
1)工業団地に関する法的な枠組みの見直し
2)ジェリコ農産加工団地の開発・運営事業者によるビジネスプランの見直しと実施の促進
3)零細中小企業向けのビジネス・アドバイザリー・サービス制度の整備

(注)「平和と繁栄の回廊」構想:日本,パレスチナ,イスラエル,ヨルダンの4者による地域協力によりヨルダン渓谷の社会経済開発を進め、パレスチナの経済的自立を促す中長期的取り組み。2006年に小泉純一郎総理(当時)がパレスチナを訪問した際に提唱した我が国独自のイニシアチブ。