マダガスカル向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:女性と子どもの栄養改善を支援

2018年12月6日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、12月5日、アンタナナリボにて、マダガスカル共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「食と栄養改善プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、「食と栄養のアフリカ・イニシアチブ(IFNA)」(注1)の重点国であるマダガスカルにおいて、栄養分野に関連する複数の分野を調整する機能の強化(注2)、栄養改善の活動を進める上での政府関係機関の体制や関係者の能力強化、パイロット地域における住民の栄養改善につながる複数の分野での取り組みを通し、対象地域の女性と子どもの栄養改善を図るものです。

案件の概要は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 マダガスカル共和国
案件名 食と栄養改善プロジェクト
実施予定期間 2019年3月~2024年2月
実施機関 国家栄養局、農業畜産省、保健省
対象地域 中央高地3県(バキナカラチャ県、アモロマニア県、イタシ県)
具体的事業内容(予定) 以下の活動を通じて、対象地域の女性と子どもの栄養改善に貢献する。
(1) 国家栄養局の調整能力の強化
(2) 栄養改善のための体制と能力の強化
(3) 農業を通じた食事摂取の改善と母子の啓発
(4) モニタリング・評価の体制と能力の強化

(注1)「食と栄養のアフリカ・イニシアチブ(Initiative for Food and Nutrition Security in Africa:IFNA、イフナ)」は、アフリカ各国と支援機関が連携を深めることで、栄養改善が必要なコミュニティレベルでの具体的な取り組みを推進し、栄養改善に向けた目標の達成を支援するものです。2016年から2025年までの10年間で、アフリカの国々において栄養改善戦略の策定や農業・保健衛生・教育や水環境といった分野の垣根を越えた栄養改善の取り組みを推進しています。

(注2)村落レベルで行う栄養改善の取組みにおいて、保健や農業、教育、水衛生等の関連する分野を有機的に結び付けて効果を促す仕組み。