フィリピン・バンサモロ新自治政府 領域確定のための住民投票について

2019年1月31日

フィリピンのミンダナオ島地域におけるバンサモロ自治政府設立のための住民投票が1月21日に行われました。日本政府は現地に住民投票監視団を派遣、JICAからも職員が参団し、投票活動の監視を行いました。

JICAが参加した住民投票監視団は、コタバト市のセロ・セントラル小学校にて、投票所の開所、投票、開票作業、及びコタバト市選挙管理委員会による集計作業を監視しました。参加したJICA職員らは、現地の人々が自分達の住む地域の将来のことを考え、熱意を持って投票所に足を運んでいること、住民投票に携わる学校の先生方が毅然とした態度で、公平に手続きを実行していることに感銘を受けつつ、一連のプロセスを見守りました。

今後、2月6日に残りの対象地域(注)で投票が行われ、その結果を踏まえて、バンサモロ自治地域の領域が確定し、暫定自治政府が設立される予定です。

JICAは今後もフィリピンの人々とともに、同地域への平和の定着と復興・開発に協力していきます。

(注)住民投票の対象地域は以下の6地域であり、このうち(4)~(6)の地域における住民投票は2月6日に実施予定。
(1)ムスリム・ミンダナオ自治地域(ARMM)5州、(2)コタバト市、(3)バシラン州イザベラ市、(4)北ラナオ州6町、(5)北コタバト州西部6町にある39村(バランガイ)、(6)バンサモロ自治政府への編入を求めた請求(petition)が選挙管理委員会に承認された地域

有権者名簿を確認する住民

投票する有権者と投票所スタッフ

国内監視団員と言葉を交わすJICA団員