ジブチ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:ジブチ市の都市開発計画のためのデジタル地理データの利活用推進にむけて

2019年3月22日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、3月21日ジブチ市にて、ジブチ共和国政府との間で、国際協力プロジェクト「デジタル地理データ更新利用能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

ジブチ共和国は紅海の海上交通の要衝に位置し、近年急速な発展を遂げている国です。特に首都ジブチ市は、経済成長と地方の砂漠化の進行により、人口流入が加速し、同国の総人口約95万人の約55%にあたる53万人が同市に集中しています。そのため、道路・上下水道等の都市環境整備が遅れ、さらなる経済発展や社会安定化の妨げとなっています。

JICAは、2012年から2014年にかけて「ジブチ国デジタル地理データ整備プロジェクト」を実施し、ジブチ市の都市計画づくりに必要なデータ整備を支援しました。他方、ジブチ政府は地理情報の共有化や効率的で持続的な情報更新の仕組みづくりに関する経験と知識が不足していることから、整備したデータの更新・利活用の体制強化が課題となっていました。

本案件は、デジタル地理情報の更新や利用のための人材育成を行うことにより、地理情報を活用した社会サービスの向上や、インフラの整備・維持管理の促進に寄与するものです。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ジブチ共和国
案件名 デジタル地理データ更新利用能力強化プロジェクト
実施予定期間 2019年9月~2021年9月(24ヵ月間)
実施機関 設備運輸省、ジブチ市地理情報システム委員会
対象地域 ジブチ市
具体的事業内容(予定) (1) 航空衛星写真によるGISデータ更新技術の向上
(2) ジブチ市地理情報システム委員会メンバーの地理情報の活用能力の向上