ギニア向け無償資金贈与契約の締結:老朽化した幹線道路上の橋梁架け替えにより、安全で円滑な交通・物流を支援

2019年7月4日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、7月3日、コナクリにて、ギニア共和国との間で、「国道三号線スンバ橋架け替え計画」を対象として14億1,400万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、老朽化による落橋の危険性があり、かつ一車線通行であるために渋滞が発生し物流のボトルネックになっている国道三号線のスンバ橋の架け替えを行うことにより、同幹線道路における交通・物流の改善を目指すものです。本案件により、国道三号線沿線における物流の促進及び経済活動の活性化が期待されています。

なお、本案件の詳細設計のため、2018年12月10日に、5,700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ギニア共和国
案件名 国道三号線スンバ橋架け替え計画(Projet de Reconstruction du pont Soumba sur la Route Nationale N°3)
実施予定期間 53ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 公共事業省
対象地域・施設 キンディア州ドゥブレカ県コリア郡
具体的事業内容(予定) ① 施設整備
【施設】スンバ橋の架け替え(橋長77m、PC橋、2車線化)、取付道路(763m)、護岸(210m)
② コンサルティング・サービス
入札補助、施工監理