ウガンダ向け無償資金贈与契約の締結:交通管制センター整備と交差点改良によりカンパラ市の円滑で安定的な交通を実現

2019年8月16日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、8月16日、カンパラにて、ウガンダ共和国政府との間で、「カンパラ市交通管制改善計画」を対象として25億4,800万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、ウガンダの首都カンパラ市において、交通管制センターの整備及び交差点の信号化・改良工事を行うことで、カンパラ市の円滑で安定的な交通の確保を図るものです。本案件により、大カンパラ都市圏の持続的な発展と生活水準の向上が期待されます。

なお、本案件の詳細設計のため、2019年2月に、9,300万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ウガンダ共和国
案件名 カンパラ市交通管制改善計画(The Project for the Improvement of Traffic Control in Kampala City)
実施予定期間 51ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 カンパラ首都庁
対象地域・施設 カンパラ市
具体的事業内容(予定) ① 施設整備/機材調達
【施設】交通管制センター(1棟)、交差点の信号化・改良工事(30箇所)
【機材】交通管制センター関連機器(交通管制卓、信号制御装置、サーバー等)、信号機(車両用灯器、歩道用灯器、画像感知器等)
② コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工調達監理、(ソフトコンポーネントとして)技術指導(管制システム及び信号制御システムの操作方法、感知器情報の分析手法、各種定数設定手法等)