タジキスタン向け無償資金贈与契約の締結:社会経済活動の活性化に向けて国際幹線道路改修を支援

2019年9月4日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、9月3日、首都ドゥシャンベにて、タジキスタン共和国政府との間で、「ドゥシャンベ‐ボフタル道路におけるキジルカラ‐ボフタル間道路改修計画」を対象として34億900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

ドゥシャンベ‐ボフタル道路は首都ドゥシャンベと同国第二の都市ボフタルを結びアフガニスタンとの国境につながる国際幹線道路ですが、1991年の独立後の内戦による損傷や経年劣化が進んでいます。本案件でその一部であるキジルカラ‐ボフタル間の道路を改修することにより、安全で円滑な交通が確保され、タジキスタンの社会経済活動の活性化に貢献することが期待されます。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 タジキスタン共和国
案件名 ドゥシャンベ‐ボフタル道路におけるキジルカラ‐ボフタル間道路改修計画(The Project for the Rehabilitation of Kizilkala–Bokhtar Section of Dushanbe- Bokhtar Road)
実施予定期間 44ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 運輸省
対象地域・施設 ハトロン州
具体的事業内容(予定) 【施設】
・道路改修9.2km(既存2車線の4車線化)
【コンサルティング・サービス】
・詳細設計、入札補助、施工監理