ブラジル向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:先進技術を活用した森林の違法伐採対策の支援

【SDGsロゴ】1気候変動に具体的な対策を

【SDGsロゴ】1陸の豊かさも守ろう

2019年12月17日

署名の様子

国際協力機構(JICA)は12月12日、ブラジリアにて、ブラジル連邦共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「先進的レーダー衛星及びAI技術を用いたブラジルアマゾンにおける違法森林伐採管理改善プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本事業は、世界最大の熱帯林を有するアマゾン地域において、レーダー衛星およびAI技術を用いた森林伐採の検知及び予測を実現し、ブラジル政府の違法伐採に関する対策・管理能力の強化を図ります。これにより、アマゾン地域の森林保全活動の改善に貢献し、SDGsのゴール13「気候変動に具体的な対策を」およびゴール15「陸の豊かさも守ろう」の達成に寄与します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ブラジル連邦共和国
案件名 先進的レーダー衛星及びAI技術を用いたブラジルアマゾンにおける違法森林伐採管理改善プロジェクト
実施予定期間 60ヶ月
実施機関 ブラジル環境・再生可能天然資源院
対象地域 ブラジル法定アマゾン地域
具体的事業内容(予定) 日本の衛星データを活用した森林減少の早期検知と予測を行うための機材供与および専門家によるシステム開発支援