バヌアツ向け無償資金贈与契約の締結:橋梁架け替え・河川改修等を通じ、自然災害に対する脆弱性の克服を支援

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2019年12月18日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、12月18日、ポートビラにて、バヌアツ共和国政府との間で、「テオウマ橋災害復興計画」を対象として17億1,500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、エファテ島においてテオウマ橋の橋梁架け替え、河川改修及びアプローチ道路改修を行うことで、自然災害に強い道路交通を確保し、経済活動の維持及び各種サービスへのアクセス向上を目指すものです。本案件により、バヌアツの自然災害に対する脆弱性の克服や自然災害への対応力強化が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9、13に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 バヌアツ共和国
案件名 テオウマ橋災害復興計画
実施予定期間 45か月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 インフラ公共事業省
対象地域・施設 シェファ州エファテ島
具体的事業内容(予定) ①施設整備
橋梁架け替え(2車線、橋長30mを約58mに延伸)、
河川改修(護岸工:約482m)、
アプローチ道路改修(2車線、約562m)
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理