JICAが協力する日越大学が日本企業と 企業連携講座に関する協定書を締結

−産業界に貢献する人材輩出を目指して、日本企業との産学連携を強化−

2021年4月9日

左から、三谷会長(三谷産業株式会社)、古田学長(日越大学)、鴨下社長(株式会社小金井精機製作所)

山田特命全権大使(在越日本大使館)、萱島JICA理事も祝辞を述べた

国際協力機構(JICA)が協力するベトナムの日越大学は、4月8日、三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市、以下「三谷産業」)及び株式会社小金井精機製作所(本社:埼玉県入間市、以下「小金井精機」)と企業連携講座に関する協定書を締結しました。協定締結式は、JICA本部にて、萱島信子JICA理事立会いのもと、日越大学の古田元夫学長、三谷産業の三谷充会長、小金井精機の鴨下祐介社長との間で行われました。

今回の連携協定によって実施される日本企業との連携講座は、日越大学にとって初めての試みとなります。本連携講座は、「日本型ものづくり」をキーワードに、日本における製造業の発展の歴史や企業での「ものづくり」の具体的実践事例を伝えることにより、グローバルな視野で日本のものづくりを捉え、ベトナムのみならず日本においても活躍できる人材の育成を目的としたものです。27年前からベトナムで事業を展開する三谷産業と、ベトナム人技術者とともに日本のものづくりに長年携わってきた小金井精機が持つ幅広い知見とネットワークを活かした連携講座は、ベトナムの人材育成に大きく貢献するとともに、産学連携の優良事例となることが期待されています。

日越大学は、日本及びベトナムだけでなく、世界にも開かれた大学としてグローバルに活躍できる人材を輩出するとのビジョンのもと、JICAの協力により2016年に開学しました。これまでに修士課程8プログラム、学士課程1プログラムを開設しています。ベトナムに関心のある、またはベトナムに拠点を持つ日本企業と、インターンシップや就職支援を通じて連携を積極的に進めており、卒業生の約2割は日系含む日本企業で活躍しています。

日越大学が日越両国の懸け橋となる人材を輩出し、両国の産業界から益々期待される大学へと発展するよう、JICAは今後も日越大学の魅力ある大学づくりに協力していきます。