プレスリリース

ケニア共和国円借款契約の調印

〜同国における安定的な電力供給を支援〜

新聞発表/2006-82
2007年1月23日

  1. 国際協力銀行(総裁:篠沢恭助)は、本日、ナイロビにて、ケニア電力公社との間で、「ソンドゥ・ミリウ/サンゴロ水力発電所建設事業」を対象とする5,620百万円を限度とする円借款貸付契約に調印します。

  2. 本事業は、ケニア西部のニャンザ州キスム地方に、発電能力21.2MW(10.6MW×2基)の水力発電所を建設するものであり、同国の経済発展にとって必要不可欠な電力供給の増強を目的としています。円借款資金は、接続水路、発電所等の土木工事、発電機・変圧器の据付、送電線の敷設及びコンサルティングサービス費用に充当されます。

  3. ケニアで、今後10年間電力需要が年平均5%程度の割合で増加すると見込まれています。一方、電力供給は、既存発電所の老朽化による閉鎖や能力低下の他、隣国ウガンダの電力不足により、同国からの電力輸入量にも制約があるため、拡大が困難な状況です。そのため電力需給状況が逼迫すると見られており、新規発電所の建設が喫緊の課題となっています。また、石炭・石油等の燃料資源がないケニアにとっては、水力による電源開発が極めて重要であり、本事業は同国電力開発計画の中で優先事業として位置づけられています。

  4. なお、本事業は、現在、円借款により建設中のソンドゥ・ミリウ水力発電所(60MW、2007年11月完成予定)から放水される水を、ソンドゥ川に戻す前に再利用して水力発電を行うものです。同国の貴重な水力資源を有効活用する経済的な事業として早期実施が期待されています。

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