国の大動脈、日本−パラオ友好橋が完成

崩落から5年、日本の援助で生まれ変わる

2002年01月11日

日本−パラオ友好橋
日本政府が1999年11月から無償資金協力で建設を続けてきたパラオ共和国のコロール島とバベルダオブ島を結ぶ橋が完成し、「日本−パラオ友好橋」(Japan-Palau Friendship Bridge)と名付けられた。橋梁は全長432m、2車線の舗装道路。コンサルタントは日本工営株式会社・株式会社オリエンタルコンサルタンツ共同企業体、施工は鹿島建設株式会社が担当した。

同地にはもともと1977年に米国の援助で建設された「コロール-バベルダオブ橋」があったが、1996年9月に突然崩壊。首都があり全人口の7割が居住するコロール島と、パラオ唯一の国際空港や水源・発電所などが位置するバベルダオブ島。この2島を結ぶ唯一の手段として重要な役割を果たしてきたこの橋の崩壊は、同国の経済・社会に多大な影響を及ぼすことが懸念された。パラオ政府は暫定的に仮設浮橋により交通手段などを確保してきたが、同時に日本政府に新しい橋の建設を要請していた。

1月11日に現地で行われる開通式では、パラオ側からはトミー・エサン・メレンゲサウJr大統領以下閣僚が、日本側からは山口泰明総理特使、広海正光JICA副総裁ら関係者が出席し、日本とパラオの友好の象徴となる橋の開通を祝う。

なお、バベルダオブ島にある国際空港にも、日本の無償資金協力でターミナルビルの建設が進められている。