ベトナムで原因不明の非特定型肺炎、国際緊急援助隊を派遣

医師ら専門家チーム3名を16日から派遣

2003年03月15日

国際協力事業団(JICA)は、日本政府の決定を受けて、原因不明の非特定型肺炎が集団発生しているベトナムに、医師らからなる国際緊急援助隊専門家チーム3名を派遣する。今月16日(日)に出発し、25日(火)まで現地で活動を続ける予定。

ベトナムでは、ハノイで2月26日に外国人男性が原因不明の急性かつ重傷の呼吸器疾患で入院したが、入院先の病院で29名の病院職員が次々と同様の症状を呈している。事態を重く見たベトナム政府は、3月10日にこの病院を閉鎖。病原菌の拡大の阻止を試みるとともに、日本に対して専門家の派遣などを要請してきた。日本から派遣される専門家チームは、現地で活動する世界保健機関(WHO)などと連携をとりつつ、対処療法および感染対策に関する助言・指導などを行う予定。

派遣される3名は以下の通り。

ベトナムにおける非特定型肺炎の集団発生に対する
国際緊急援助隊専門家チーム

緊急感染症対策  川名明彦(かわな・あきひこ)
( 国立国際医療センター 呼吸器科12階南病棟 医長)
緊急感染症対策  照屋勝治(てるや・かつじ)
(国立国際医療センターエイズ治療研究開発センター 医師)
業務調整  山下 望(やました・のぞむ)
(国際協力事業団 国際緊急援助隊事務局 職員)