プレスリリース

パレスチナ評議会議員が日本の民主主義を学ぶ

国会、広島平和記念公園視察など

2005年04月04日

国際協力機構(JICA)は、パレスチナ自治政府の評議会議員6人を日本に招き、4月5日から18日まで、日本の民主主義や行政システムなどに関する研修、「パレスチナ民主化セミナー」を実施する。日本の民主主義の道のりと現状、立法・行政システム、経済発展などを紹介することで、パレスチナが取り組む民主化政策に協力するとともに、イスラエルとの和平への一助となることが、同研修の目的。

研修は東京と広島で行われ、東京では国会や警視庁視察、広島では平和記念公園視察などが予定されている。

JICAの対パレスチナ支援はUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)を介して1985年に始まり、97年からはパレスチナ自治政府に対して直接支援を実施している。現在まで、同国の不安定な治安情勢を背景に、日本やヨルダンでの研修を通じた人材育成を中心とした協力を行ってきたが、今年度は専門家派遣をともなう技術協力プロジェクトの開始を予定している。

「パレスチナ民主化セミナー」日程
5日(火)ブリーフィング、開講式・オリエンテーション (国総研*)
6日(水)講義「日本の政治・行政」、「日本の近代史と民主化」(国総研)   
7日(木) 講義「日本とパレスチナ」(国総研)、「JICAの事業概要」(JICA本部)
8日(金) 講義「民主政治とマスメディア」 (国総研)
11日(月)講義「議会制度」、「委員会制度」、国会内参観(参議院) 外務政務官表敬訪問 (外務省)
12日(火)警視庁視察(警視庁)、講義「日本の警察制度」(JICA本部)
13日(水)広島へ移動、広島市内見学(平和記念公園など)
14日(木)広島市議会議長表敬、市議会場視察、
18日(月)総括発表会・評価会、閉講式 (国総研)

*国総研=JICA国際協力総合研修所(新宿区市谷本村町10-5)