プレスリリース

キルギス大統領選挙支援 白鳥令・東海大教授ら派遣

「選挙管理制度」や「政治資金規正」などでセミナー開催

2005年06月14日

国際協力機構(JICA)は、中央アジア・キルギスで7月10日に予定されている大統領選挙支援のため、6月25日から7月2日まで白鳥令・東海大学教授と佐藤陵一・同非常勤講師を派遣する。

両氏は、大統領選挙が公正かつ民主的に実施されるよう、キルギスの政党関係者や中央・地方選挙管理委員らを対象に、「現代民主主義論」や「政治資金規正」をテーマとしたセミナーを開く。内容は、日本の民主主義と政党の役割、選挙管理制度、選挙法違反、政治資金の透明性など。

キルギスでは2月と3月に議会選挙が行われたが、選挙結果に不満を持つ野党勢力とそれに呼応した民衆による暴動(3月24日)が首都ビシュケクで起こり、アカエフ大統領は国外へ逃亡、辞任した。現在はバキエフ元首相が暫定政府の大統領代行を務めている。

白鳥教授は「現代政治分析論」を専門とし、日本政治総合研究所会長も務め、政治状況・政策課題をグローバルな視点から分析して政策提言も活発に行っている。国外では、1998年から昨年までワシントンDCに本部を置く民主化支援団体・国際選挙システム(IFES)国際評議員として、紛争後のネパール、インドネシア、コソボ、ボスニアでの選挙の企画・実施・監視に携わった。また、昨年のアフガニスタン大統領選挙でもJICAから派遣され、選挙教育や有権者への啓蒙活動を行った。
佐藤氏は「現代ロシア政治」を専門とする。