プレスリリース

国際緊急援助隊救助チーム総合訓練

台湾・フィリピンなどアジアの緊急援助隊と初の合同訓練、レスキューロボットのデモンストレーションも

2005年06月29日

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昨年の訓練の模様

海外で発生した地震などの大災害で救助活動にあたる国際協力機構(JICA)の「国際緊急援助隊救助チーム」の捜索・救助総合訓練が、7月4〜7日(第1回)と7月12〜15日(第2回)、JICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所(長野県駒ヶ根市)で実施される。

全国の警察庁、消防庁、海上保安庁の救助チーム登録者約100人(2回の合計)が参加し、災害現場で必要とされる知識と救助技術を座学や実地訓練を通じて習得する。

また第2回の訓練は、台湾やフィリピンなどアジア諸国の緊急援助隊員との合同訓練を予定している。海外の緊急援助隊員との合同訓練は今回が初めて。海外の災害現場では、他国の救助チームと共同で救出作業を行うこともあり、合同訓練を通じてアジアにおける緊急援助隊の連携をはかることが目的。

両回とも訓練の一部を一般公開する。公開されるのは、被災者(人形)がコンクリートや瓦礫などの下に閉じ込められた現場を作り上げたなかでの想定訓練。救助犬と連携した生存者の捜索、機材でコンクリートを切断しての救出など、被災現場さながらの訓練が展開される。加えて、第2回訓練では、IRS(国際レスキュー研究機構)開発のレスキューロボットによるデモンストレーションも公開される。

国際緊急援助隊救助チームは最近では、2003年5月のアルジェリア地震、2004年2月のモロッコ地震、同12月のインド洋大津波(タイ)に派遣された。アルジェリアでは、トルコの救助チームとの連携で、生存者1名を発見・救出している。

国際緊急援助隊救助チーム総合訓練・一般公開
・ 第1回 7月6日(水) 13:00〜15:30
・ 第2回 7月14日(木) 13:00〜15:30
想定訓練、救助犬によるデモンストレーション、レスキューロボットによるデモンストレーション(第2回のみ)など