プレスリリース

「世界相撲ジュニア選手権」 青年海外協力隊員と教え子が、トンガから両国国技館へ

2005年06月29日

7月3日(日)、両国国技館で開催される「世界相撲ジュニア選手権」に、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員・郷原貴利(ごうはら・たかとし)さん(24)が南太平洋のトンガで指導する選手が出場、同隊員もコーチとして一時帰国している。

トンガから出場するのは15歳2人と17歳1人。毎日の稽古で共に練習を重ねてきた郷原さんは、選手からの信頼も厚く、それぞれの状態をよく把握している。郷原さんは、「選手たちが本番で100パーセントの力を発揮できるように、とくにメンタル面をサポートしながら、そのときどきで彼らの気持ちを盛り上げ、適切な言葉をかけていきたい」と話している。また今回、トンガチームは、大会前後の合宿を郷原さんの母校である日本体育大学で行っている。「試合前に大学トップレベルの選手と稽古ができるなんて、またとないチャンス。選手たちには良い経験になる」と郷原さん。チームの目標は個人メダル1個、団体ベスト8入賞。

郷原さんは小・中学校と地元の道場に通い、高校・大学でも続け、相撲歴は20年以上。「相撲を世界に広めたい。日本の国技を通して日本との文化交流ができれば」と、2004年4月、青年海外協力隊員としてトンガに渡った。ジュニアからシニアまで選手の指導、小・中・高校を巡回して相撲の普及などにあたっている。トンガの相撲は、世界にも通用する選手を出してはいるが、まだまだマイナースポーツであり、同国相撲連盟は選手の強化と競技人口の拡大を目指している。