プレスリリース

中国・上海で高齢者介護士の養成に協力

19日から岡山市で研修

2005年07月12日

国際協力機構(JICA)は、社会福祉法人・旭川荘(岡山市)との草の根技術協力事業「岡山‐上海高齢者介護教員養成センター」の一環で、同センターから20人を岡山に招き、高齢者介護の研修を実施する。期間は7月19日(火)から30日(土)まで。

中国・上海市では、65歳以上が人口の約15%を占める(上海市老齢委員会)など高齢化が急速に進み、介護専門職の養成が課題となっている。旭川荘は昨年4月、「上海市紅十字会」(日本の赤十字にあたる)と共同で同市に高齢者介護士養成施設「岡山‐上海高齢者介護教員養成センター」を開設。今年4月からはJICAの草の根技術協力事業として採択され、JICAと共同で日本の介護福祉養成カリキュラムを基に、同センターへ介護の専門知識・技術を提供し、介護教員・介護士を養成している。具体的には、旭川荘からの講師派遣や日本での実地研修などを行っている。今回の岡山での研修でも、日本の介護福祉に関する講義や福祉施設の視察のみにとどまらず、介護実習も体験する。

同事業の協力期間は3年を予定しており、将来的には上海市をモデルとして江西省・河南省を初め中国全土で高齢者介護士が専門職として位置づけられることが目標。
旭川荘は1957年創設の総合社会福祉施設。高齢者、障害者、児童の各分野での医療福祉サービスおよび医療福祉専門職職員の養成・研修などのサービスを提供している。

JICA草の根技術協力事業とは、日本のNGO、大学、地方自治体、公益法人などの団体がこれまでに培ってきた経験・技術を活かして企画した途上国への協力活動をJICAが支援し、共同で実施する事業。