プレスリリース

「広島の復興経験をどうアフリカに活かすか」公開シンポジウム開催

シエラレオネの4名の副大臣らが広島市民と議論

2005年10月19日

独立行政法人 国際協力機構(JICA)は、10月29日(土)、広島で公開シンポジウム「平和復興のための国際協力セミナー」を開催する。

このシンポジウムは、10年以上に及んだ内戦に終止符を打ったアフリカ西部のシエラレオネ共和国の中央各省と地方政府の幹部行政官9名を招いて行う研修の一環として行われる。研修では、日本のODAと日本の戦後復興について学んでもらう予定で、特に広島では、平和復興について理解を深めるとともに、道路・水道・電気などのインフラ整備や、教育・医療保健・農業活動を視察し、シエラレオネの復興計画の参考にしてもらう。シンポジウムでは、広島の経験を同国の平和定着と再建にどのように活かすことができるのか、さらに、日本が戦後、短期間で経済成長を達成した経験を今後、シエラレオネをはじめとしたアフリカ紛争国の社会経済開発にどのように活用していけるのかを市民とともに考える。

シエラレオネでは、1991年に反政府軍(RUF)が蜂起し、同国で産出されるダイヤモンドを財源に反政府戦闘行為が断続的に勃発、約10年にわたって内戦が行われた。この間、日本からの二国間援助は途絶えたが、今年再開され、JICAは1月、シエラレオネにフィールド・オフィスを開設。カンビア県で「子ども・青年支援調査」、「農業強化支援プロジェクト」がまもなく開始される予定にあるなど復興支援を本格化させている。

公開シンポジウム「広島の復興経験をどうアフリカに活かすか?」
【日時】10月29日(土) 14:00~16:30  
【場所】広島市まちづくり市民交流プラザ
【出席者】 
進行:山田伸二氏(NHK解説主幹)
シエラレオネ側:開発経済計画副大臣、教育科学技術副大臣、保健副大臣、農林食品保障副大臣ら
日本側:伊勢崎賢治氏(立教大学教授)、篠田英朗氏(広島大学助教授)、福井美穂氏(NPO・ピース・ウィンズ・ジャパン)、山本愛一郎(JICAアフリカ部調査役)

※なお、研修最終日の11月1日(火)には、東京のJICA本部で公開フォーラム「日本の対シエラレオネ復興支援を考える」を開催する。