プレスリリース

広島大学と包括連携協力協定締結 3大学目に

2005年12月07日

国際協力機構(JICA)は、国際協力事業の質的向上と援助人材の育成を目的として、広島大学と包括連携協力協定を締結する。帯広畜産大学、北海道大学に続いて、全国で3大学目の協定締結となる。緒方貞子・JICA理事長と牟田泰三・広島大学学長による協定締結署名式は、12月14日(水)午後2時30分から、広島大学(東広島市鏡山、本部棟第1会議室)で行われる予定。

これまでJICAと広島大学とは、技術研修員の受入、開発途上国への専門家の派遣、青年海外協力隊特別教育プログラム(ザンビア国理数科教師グループ派遣)他、多くの協力を行ってきた。包括連携協力協定によって、JICAの事業戦略と広島大学の「国際(国際化)戦略」を効果的に繋げ、同大学の豊富な人材リソース・知見とネットワークを活用して、開発途上国への国際協力の実施と国際協力に資する人材の育成を、より一層効率的、効果的、積極的に推進することが狙い。JICAは、大学との連携強化によって、国際協力事業の質的向上を図ることができる。一方、大学側には、研究フィールドの拡充、国際協力の現場を教育の場として活用するなど、国際化促進のメリットがある。

協定期間は5年。協定書では、双方が取り組む活動の大枠を提示し、具体的な年度毎の連携活動については、別途設置する事務局にて協議、決定する。

なお、JICAは、改革プラン第2弾として国内事業の改革に取組んでいる。この一環として、各国内機関が重点を置いて取り組む分野設定を進めており、JICA中国(所長:生井年緒)は、開発途上国の「初等中等教育」及び「平和教育」・「平和構築・復興支援」分野について積極的に取り組んでいく方針。広島大学は、これらの分野においても、重要な連携協力のパートナーとなることが期待されている。

【写真】

JICA緒方貞子理事長と広島大学牟田泰三学長

【関連情報 JICA中国 トピックスより】

「国際協力機構と広島大学との連携協力協定書」が、12月14日に広島大学において、緒方理事長と牟田学長の間で締結・署名されました。大学側は、二宮副学長(国際担当)をはじめ5副学長が列席され、JICAへの期待と連携パートナーとしての組織的取組みの大きさが示されました。
また、署名式では、テレビ5社(NHK、中国放送、テレビ新広島、広島ホームテレビ、東広島ケーブルメディア)と新聞3社(中国新聞、読売新聞、プレスネット)が取材し、新聞報道はもとより、翌15日のNHKテレビ「おはよう・ひろしま」でも放映され、JICAと広島大学との連携に高い関心と期待が寄せられました。
今後、この協定によって、JICAの事業戦略と広島大学の「国際化戦略」とを一層効果的に繋げることができます。 そして、具体的な連携事業を進め、開発途上国の人々が自国の抱える課題を自らの力で解決していけるよう、双方が力を合わせて、支援していきます。