プレスリリース

スマトラ沖大地震・津波:アチェで復旧・復興支援1周年式典

修復した「し尿処理場」をバンダ・アチェ市に引き渡し

2005年12月16日

国際協力機構(JICA)は、スマトラ沖大地震・津波災害発生から1周年を前にした12月20日(火)、インドネシアのバンダ・アチェ市で津波災害復旧・復興支援1周年式典を開催する。

この式典は、JICAが支援してきたアチェ州州都バンダ・アチェ市のし尿処理施設の修復事業の工事が完了するのにあわせて行われるもので、日本政府とJICAより、津波災害復旧・復興支援の進捗報告、バンダ・アチェ市復興基本計画の中間報告などを行う。この1周年式典の前に、修復されたし尿処理施設の引き渡し式を予定している。              

これまでJICAは、アチェの被災地域で緊急援助に始まり、コミュニティ復興、社会・公共サービスの改善、経済復興・振興、復旧・復興計画策定支援、インフラ復旧、地方行政人材育成、コミュニティの防災支援まで多岐にわたる支援を行ってきた。今回、修復が終わるバンダ・アチェ市のし尿処理施設は、昨年の津波によって破壊され使用できなくなり、バキュームカーで回収されたし尿はアチェ川および海岸に面したし尿処理場付近に投棄され、衛生、環境面で問題となっていた。このためJICAは緊急復興事業として従来の協力以上に迅速に対応し修復を進めてきた。完成するし尿処理場の処理能力は日量50立法メートルで、10万人(被災前処理能力5万人)までの処理が可能。処理場につながるアクセス道路2キロメートルも含めて修復しており、12月20日にバンダ・アチェ市に引き渡され、今後、同市が処理場を管理・運営していくことになる。し尿処理施設の敷地内には日イ両国の国旗を配した記念碑が設置される。