プレスリリース

メコン川流域諸国における人身取引問題セミナー

国際女性デーの3月8日 バンコクで

2007年02月23日

独立行政法人 国際協力機構(JICA)は、国際女性デーの3月8日(木)、タイのバンコクで、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマーの政府、女性センター、NGOなどからの関係者を招いて、「メコン川流域諸国における人身取引問題セミナー〜女性と子どものためのシェルターの役割と課題を中心として」を開催する。

JICAアジア地域支援事務所(バンコク)は、2006年からメコン川流域諸国において、国境を越えた人間の安全保障の問題となっている人身取引に関して、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマーを中心に調査を実施している。人身取引は、経済や情報のグローバル化に伴い、国境を越えてたやすく行われてしまうため、関係各国が共通課題として歩調をあわせて取り組むことが重要となっている。

今回のセミナーでは、とくに人身取引の被害に遭いやすいリスクの高い地域における予防・啓発活動を中心に、各国の被害者の保護と社会復帰政策、人身取引の被害を受けた女性や子どもへ支援を実施している女性センター(シェルター)の取り組みと課題、グッドプラクティスなどについて情報交換を行い、ネットワークの構築をめざす。

基調講演に、カンボジア女性危機センターを通じ、人身取引を含め、さまざまな暴力被害に遭った5万人以上の女性と少女を救援してきたチャントン・オウングさん(マグサイサイ賞受賞者)を予定しているほか、タイから社会開発人間安全保障省次官、および人身取引対策局長、カンボジアの女性省副大臣が出席する予定になっている。また、アジアの人身取引の最大の送り先となっている日本における取り組みについても報告を行う。

日本からは、女性の家HELP、人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)、国立女性教育会館、お茶の水女子大学が参加するほか、タイのNGO、メディア、国際機関なども参加する。会場通訳はアジア工科大学院(AIT)開発とジェンダー学科に留学しているアジアの学生らが行う。

【メコン川流域諸国における人身取引問題セミナー:女性と子どものためのシェルターの役割と課題を中心として】
日時:2007年3月8日(木)9時〜17時30分
場所:タイ・バンコク(インペリアル・クイーンズ・ホテル3階Panorama1会議室)
使用言語:英語