プレスリリース

ポーランド:技術協力・協力隊派遣事業に終止符、今後はドナーに

5月20日 ワルシャワで新たな協力関係の門出を祝う式典開催

2007年05月16日

独立行政法人 国際協力機構(JICA)は、ポーランドでの技術協力プロジェクトや青年海外協力隊派遣事業が終了することに伴い、5月20日(日)、ワルシャワで記念行事「JICA・協力隊事業記念式典−ポーランドでの15年を振り返り、新たな協力への出発」を行う。同国はEU加盟(2004年5月)を機に、日本のODA対象国から“卒業”することになっており、青年海外協力隊については2007年11月の隊員帰国、技術協力プロジェクトについては2008年6月をもって協力の幕を閉じる。

JICAは、1989年から同国に対して本格的な協力を開始し、これまで2件の技術協力プロジェクト(ポーランド・日本情報工科大学プロジェクト、ポーランド・日本省エネルギー技術センタープロジェクト)、277人の専門家派遣、824人の研修員受入等を実施してきた。「ポーランド・日本情報工科大学プロジェクト」は、JICAによる5年間の協力の後、現在はウクライナなどの中東欧諸国向けのIT分野の協力を実施するまでになっている。

また、青年海外協力隊事業では、1993年に第一陣となった3人(剣道・日本語教師)の派遣以降、今年4月末までに累計106人が派遣されている(現在派遣中5人/男性4人、女性1人)。活動は主に武道や野球などのスポーツ分野、日本語教師といった教育文化分野で、ほとんどが地方都市で活動を展開してきた。

式典では、これまでの協力の成果を日本とポーランドの関係者が振り返り、両国の新たな協力関係の門出を祝う。

なお、ポーランドはドナー化を図っており、その一環としてボランティア制度の立ち上げに取り組んでいる。同国外務省は、ボランティア事業策定にあたって日本に調査団を派遣する予定で、7月6日から約3週間、JICA本部や駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を訪ね、視察、意見交換、訓練プログラムなどに参加する。

【JICA・青年海外協力隊記念行事】
日時:2007年5月20日(日) 12:00 〜14:30 会場:国立図書館(ワルシャワ)
主な内容:
挨拶: JICA中東・欧州部長、JICAポーランド駐在員事務所長、田邊特命全権大使
来賓挨拶:ポーランド政府関係者
スライド上映・スピーチなど(JICA事業、青年海外協力隊活動)
武道の演武総会、青少年活動の発表、書道の大文字揮毫など