プレスリリース

JICA専門家など3名が「外務大臣表彰」を受賞

2007年07月06日

JICAの実施する国際協力活動で活躍された3名の方々が、平成19年度「外務大臣表彰」を受賞されます。この賞は国際関係の様々な分野で活躍され、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をされた方々に贈られるものです(五十音順)。

櫻井 賽(さくらい みのる)氏 (三重大学医学部名誉教授)
富安 裕一(とみやす ゆういち)氏 (JICA派遣農業専門家・ブータン派遣中)
中込 璋(なかごめ あきら)氏 (職業訓練・地雷除去専門家)

櫻井氏は、20年弱にわたるガーナ大学野口記念医学研究所に対する技術協力に携わったほか、ザンビアの感染症対策プロジェクト、タンザニア母子保健プロジェクトに従事する一方、三重大学医学部においてこれらのプロジェクトから研修員を受け入れるなど、アフリカを中心とする保健医療分野で多大な貢献をされました。

富安氏は、青年海外協力隊への参加を契機に、現在にいたるまで30年以上にわたりネパール、ブータン両国の農業分野の協力一筋に貢献、多くの実績を残されてきたことが高く評価されました。換金作物として導入した「トミヤスダイコン」がネパール全土で知られているほか、ブータンでは、貧困層が多く土地が急峻で農産物の生産が困難といわれた東部で野菜・果樹の技術開発・普及の取り組みを行い、農民の収入向上につながっています。

中込氏は、35年にわたって途上国に対する建設機械や農業機械を中心とする訓練指導、職業訓練センターの基本事業計画および日本での研修計画づくりに多大な貢献をされました。ここ10年は、地雷除去機の研究開発・調査に従事され、わが国に数少ない地雷除去に関する専門家の立場から地雷除去機材に関する助言指導を行う傍ら、小中学生や地域社会に対し講演されています。