プレスリリース

シニア海外ボランティア合格者、200人を突破

団塊世代の応募増で過去最多水準に

2007年08月03日

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活動中のシニア海外ボランティア

8月2日、平成19年度春に募集したシニア海外ボランティアの合格者が決定した。団塊世代の応募増で今回の合格者は208人と平成17年秋募集以来、久々に200人台になった。
合格者の平均年齢は58歳で、男女の内訳は男性168人、女性40人と男性が80%を占めた。481件の要請に対し、応募者数は717人と前回の平成18年度秋募集に比べ71名増加し、17年度春募集以降最多となった。
合格者が派遣される国はアジア、アフリカ、中近東、中南米、大洋州の52カ国。2007年10月もしくは2008年1月からの65日間の派遣前訓練(青年海外協力隊と合同訓練)を受け、今年12月下旬あるいは来年3月下旬に各国に向け出発する。

シニア海外ボランティア事業は、開発途上国でのボランティア活動を志す40歳から69歳の方を派遣するもので、毎年春秋の2回募集している。ボランティアの任期は原則2年間。

今回の合格者には、「定年後の生き甲斐として以前から応募を考えていた」「途上国を旅行してボランティア活動をしてみたくなった」「昔協力隊にあこがれていた」という人や「阪神淡路大震災で受けた支援にお返しをしたい」などの動機が目立った。

※合格者はいずれも経験豊富で、なかには以下のような方がいる。
・マレーシアで鍼灸マッサージを指導し、障害者の自立支援をしたいという全盲の男性
・モロッコで料理を通じて食生活改善の知恵を伝えたいという埼玉県の元女性市長
・パラグアイで寄生虫・感染症対策に貢献したいという8月末退職予定の国立大学学長

なお、「2年は難しいが短期なら参加できる」という方には「短期ボランティア制度」がある。原則1カ月〜10カ月の派遣期間で、年6回募集。次の募集は9月10日から。