プレスリリース

インドネシア・航空事故調査官能力向上プロジェクト開始

1月30日、長期専門家が現地へ

2008年01月23日

インドネシア航空事故調査官の育成を目的とするプロジェクトが、1月30日、長期専門家の派遣を皮切りにいよいよスタートする。

インドネシアの航空機需要の伸びは著しく、2025年までに現在の4倍に増えるという予想もある。しかし、事故調査を担当するインドネシア国家交通安全調査委員会(NTSC)が次々と起きる事故の分析・原因究明・再発防止策の提案をできないでいるのが実情だ。

JICAは、インドネシア政府の協力要請を受け、昨年から現地調査やインドネシア関係機関との協議を重ね、2007年7月にプロジェクトの内容をNTSCと合意、このほど国土交通省航空・鉄道事故調査委員会事務局の内田俊一氏が専門家としてNTSCに派遣されることとなった。

プロジェクトの期間は18カ月間で、事故調査手法、特に大型機の事故調査に必要な飛行記録装置・操縦室音声記録装置(ボイスレコーダー)に関する解析技術の移転を中核とした事故調査官の能力強化を支援する。またプロジェクトでは、専門家派遣のほかに、日本やフィリピンでの技術研修、解析装置などの機材の供与も予定されている。