プレスリリース

AU(アフリカ連合)とJICAボランティア事業のノウハウを共有

2月11日−17日 AU平和・安全保障部長らが来日 JICAボランティア事業を視察

2008年02月13日

アフリカにおける平和構築支援のあり方と、AU(アフリカ連合)が計画中のAUボランティア構想についてJICAと意見交換するための調査団が、2月11日から来日している。2月17日まで約1週間滞在する予定。

AUでは、事業計画にボランティア構想を盛り込み、昨年5月にはコンセプトペーパーがまとまるなど、「AUボランティア(AUV)」設立の機運が高まっている。その設立目的は、AU加盟国が相互にボランティアを派遣し合い、復興支援に寄与することであり、専門家レベルから、青少年、シニアの人材交流がプログラム構想に含まれている。

今回の調査団は、平和構築支援に対するJICAとの意見交換のほか、JICAのボランティア事業について、派遣に至るまでの流れと、事業評価、帰国隊員支援制度など、具体的な情報を収集することが目的であり、派遣前訓練も視察する。調査団は、2月12日、13日と日本のODA、JICA事業について説明を受けるほか、2月14日(木)午後から15日(金)は、JICAの二本松青年海外協力隊訓練所で、春に派遣される予定のボランティア候補生の訓練を視察する。

調査団メンバーは、AU平和安全保障部長(Mr.Mugumya)と同部紛争管理課長(Mr.Wane)、ボランティア事業関連では、全アフリカ議会(The African Citizen’s Directorate)部長(Dr.Adisa)、科学技術・情報通信および人的資源開発部課長(Mr.Hamdy)らの計5名。

JICAはAUV制度の構築支援を、対アフリカ支援の重要な柱と位置づけ、積極的に支援していく。また、ボランティア構想への理解を通じて、AUとの協力関係の強化を目指す方針だ。

JICAの青年海外協力隊は日本の青年たちの海外に向ける熱い思いに道を開こうと、1965年にわが国政府の事業として発足。その後、シニア海外ボランティア制度が2000年に設立された。2007年11月末時点で、アジア、アフリカ、中南米、大洋州、中東、欧州の82か国に派遣されたJICAボランティアの数は累計3万3900人以上。