採択事業検索
採択事業の詳細情報をご紹介。
BOP層向けの製品・サービスは、BOP層の所得に合わせて、機能やサービス提供のコストを抑える等、低価格化の工夫を行う必要があります。ただし、製品・サービスによっては、BOP層が購入可能な水準までの低価格化を実現するのが難しいという課題が想定されます。
調査等によって潜在ニーズを捉え、そのニーズに的確に対応することで、必要とされる機能を厳選し、余分な機能をそぎ落としたシンプルで安価な製品開発が実現されています。
医療セクター(アジア):
これまでBOP層向けには提供されてこなかった医療器具を販売するF社は、BOP層の実態調査から必要な機能を追求することで、先進国向けの医療器具に改良を加えました。その結果、機能を最低限に抑えた低価格製品の開発に成功しました。
事業開始に必要な機材や部品を現地で調達することや調達方法を獲得することで、機材・部品にかかる費用を抑え、製品・サービスの低価格化が実現されています。
水セクター 技術製品(中南米):
現地への養殖技術移転により生産者の所得向上を目指すG社は、事業開始に必要な施設建設の際、資材価格の高騰が課題となりました。その課題に対し、現地の中古市場から資材調達を行い、施設の建設工事を自社で請け負うことで、建設費を節約しました。
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