ドミニカ国で小学校対抗回遊魚料理コンテストイベント開催

2015年6月30日

6月19日、ドミニカ国の全漁連、水産局、およびプロジェクトの主催で、小学校対抗回遊魚料理コンテスト「Pelagic Chef School Cook Off Competition 2015」が、クリケットスタジアムで開催された。輸入の鶏肉やポテトなどに頼らない自国の魚と地産の穀類のみを使った料理の普及と、プロジェクトでも支援しているFAD(浮漁礁)で漁獲された回遊魚(クロカワカジキ、キハダマグロ)の魚食普及を目的としたイベントである。プロジェクト効果が末永く持続するためには、将来を担う子供達から始めようと、全漁連と水産局が先陣を切ってイベントが企画された。

過去に「Eat Fish In School」や「Fish Queen Contest 2013」といったイベントが、JICA青年海外協力隊員(JOCV)隊員などにより実施され、大変好評だったことを受け、JOCV隊員が滞在していない今でも、子供達や親御さんからの声が大きかった。今回はプロジェクトも賛同してイベントを開催し、成功裏に終えることができた。

子供達は、1ヵ月前から準備を始め、代表者とレシピを決め、本大会に挑んだ。5つの小学校が参加し、それぞれがレストランのシェフ顔負けの腕前で料理を披露。見ている私達もその手際よさに、本当に驚いた。

JICAと日本国民を代表し、”サカナ”を末永く楽しんでほしいと伝え、一等賞になった”Staffed Bell Pepper with toasted green salad, Mashed Potato, Pumpkin Cream Sauce”を料理したグッドウィル小学校に記念品とトロフィーを手渡しした。

今ドミニカ国では、子供達に”What do you say FISH in Japanese?”と聞くと、”Sakana!”と答えが帰って来る。日本の「おさかな天国」と似ている英語版サカナソングも歌われている。この歌はグッドウィル小学校で作られたものだそうだ。

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