第2回広域合同調整委員会(JCC)会議が開催されました

2017年8月23日

2017年8月23日、パナマ市において第2回広域合同調整委員会(JCC)会議が開催されました。この広域JCCは2016年から2020年までに5回の開催が予定されており、今回が2回目の開催になります。

この会議には、グアテマラ、コスタリカ、パナマの防災責任機関の代表者と調整官およびプロジェクトマネージャー、中米防災調整センター(SE-CEPREDENAC)の代表者が集まり業務の進捗を共有し、プロジェクト運営および計画について合意の後に各国および組織の代表者が調印しました。

第2回となる今回の会議では、各国プロジェクトマネージャーから各国の進捗および優良事例の紹介が行われ、業務開始から現在までの活動についてプレゼンテーションファイルを工夫し、また動画を使用した活動紹介を行うなど有意義な情報共有と意見交換ができました。参加者からは、より具体的な経験共有のための場が必要であるとの意見が出されました。

JICAからは中米地域で同時に進められている中米津波警報センター(CATAC)能力強化プロジェクトの概要と広域プロジェクトとしての連携についての説明が行われ、各国防災責任機関と組織とで情報共有を行いました。

最後に、本邦研修への参加者選定や研修によるプロジェクト成果達成への貢献と寄与など、プロジェクト運営と実施体制に係る協議の場を持ちました。予定時間を超える活発な意見交換と議論が行われ、最後に拍手とともに合意して調印を終えました。合意した内容は、各国JCCの実施、プロジェクト実施体制とその調整、モニタリングの実施、6ヶ国情報共有と研修・セミナー・イベント等の実施プロセス等についてとなりました。次回は1年後の2018年に開催される予定です。

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各国防災責任機関および組織からの代表者、JICA、プロジェクトチーム関係者が集まり、広域JCC会議が開催されました。

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各国のプロジェクトマネージャーが工夫を凝らしたプレゼンテーションを行い、進捗の共有を行うことができました。

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意見交換と議論を経て調印を行い、JCC会議が終了しました。