テグシガルパ市にて災害情報管理研修を実施

2018年9月19日

ホンジュラス国首都テグシガルパ市にて9月4日、緊急事態対処常設委員会(COPECO)、テグシガルパ市防災委員会(CODEM)を対象として、続く19日、ホンジュラス国立自治大学(UNAH)地球科学研究所(IHCIT)を対象として災害情報管理研修を行いました。

災害による死亡者数・被災者数・直接的経済損失等の履歴や地理的分布、災害種別の被害に関する情報は、自国の災害リスクを把握し、適切な防災事業を行う際に重要なものとなります。世界的に普及している災害情報データベースは幾つかありますが、本プロジェクトでは小規模災害情報から政府公認災害情報までをカバーしている「DesInventar」の活用を提案しています。今回研修では「DesInventar」のウェブサイトにアクセスし、地方自治体向け、セクター向けの災害情報を抽出・分析・加工する等の演習を行いました。

COPECOから8名、CODEMから3名が参加し、またIHCITから学生21名、研究者4名が参加しました。参加者からは、「今まで、このようなデータベースを利用してこなかったが、今後は報告書等を作成する際に活用したい。」といった声を聞くことができました。

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DesInventarにつき議論する参加者(場所:COPECO)

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日本人専門家による演習指導の様子(場所:COPECO)

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DesInventarにつき議論する参加者(場所:UNAH)