グアテマラシティでHUG講師の育成研修を実施しました

2019年10月8日

2019年10月8日、首都グアテマラシティで「避難所運営ゲーム(HUG)」講師の育成研修を実施しました。避難所運営の主担当組織である大統領夫人庁(SOSEP)、教育省(MINEDUC)、社会開発省(MIDES)そして国家防災調整局(SE-CONRED)から35名が参加し、参加者はHUG手法を各組織内で普及・展開していくための研修を受講して、講師の認定証が授与されました。

今回の研修は、小野寺コンサルタントチーム専門家の主導のもと実施され、2019年に入ってから連続して、各組織やプロジェクト対象地域で行ってきた日本人専門家によるHUG研修の区切りと位置付けられます。

これまでは、小野寺コンサルタントチーム専門家が手法を紹介するという目的で研修を実施してきましたが、今回の研修は、グアテマラ国内の避難所運営に関係する組織が、各組織内の人材によってHUGを実施し、避難所運営能力及び関連する調整能力を向上させていくことを目的としています。
各組織から推薦された人材は、HUG手法について“実施する”という観点から学びました。

今回認定されたHUG講師は2019年10月下旬以降、それぞれの組織内でHUG研修を実施していくことが参加者間でも確認されました。
今年度内に実施を予定している研修については、日本人専門家チームが技術指導支援を継続していく予定となっています。

作成:伊良部 秀輔(長期専門家)

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HUG講師認定証の授与の様子

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プロジェクトマネージャーによる挨拶

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HUG講師育成研修を受ける参加者たち

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小野寺コンサルタントチーム専門家による研修の説明