第7回プロジェクトモニタリングが実施されました

2019年12月16日

2019年12月16日に、ニカラグア国家災害管理・防災システム局(CD-SINAPRED)、レオン市、サンフアンデルスール市、JICAニカラグア事務所が参加し、第7回プロジェクトモニタリングが実施されました。

この作業は、プロジェクトの進捗管理を行うために半年ごとに実施するものですが、BOSAIフェーズ2も残り約7か月となったことから、今回が最後のモニタリング作業となります。プロジェクトが終了に近付き、次回は最終報告書のとりまとめを行うことになるため、モニタリングはこれまで実施してきた活動もさることながら、DACの5項目評価(有効性・妥当性・効率性・インパクト・持続性)の観点から、プロジェクトが何を達成し、ニカラグアに何を成果として残すことになるのかが確認されました。

モニタリングを通して、いくつか遅れが生じている活動はあるものの、全ての活動及び成果がプロジェクト期間内で達成される見込みであることが確認されました。また、プロジェクトで作成した防災教材が全国で使用されたり、国の指針となるガイドラインやマニュアルを作成したりといった、パイロットサイトだけではなく、ニカラグア全体に裨益する成果も達成される見込みであることが確認されました。

プロジェクトではその成果を最大化するため、今回のモニタリング結果を基に活動計画の精査を行い、関係機関とともに、効率的・効果的、そして持続的な防災活動をプロジェクト終了まで推進していきます。

作成:川東 英治(長期専門家)

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モニタリング協議の様子

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カウンターパートと日本人専門家による活動及び成果の確認