第3回合同調整委員会の開催

2018年3月10日

3月10日、JICAバングラデシュ事務所において、本プロジェクトの第3回合同調整委員会(JCC)が開催されました。

バングラデシュ側は、住宅公共事業省(MoHPW)、経済関係局(ERD)、財務省(MoF)、計画局(Planning Commission 計画省)からの各担当者および各実施機関のカウンターパート(バングラデシュ側研究者)が出席し、ダッカ北市役所(DNCC)から初めての参加もありました。日本側は、バングラデシュ事務所次長および案件担当者、防災担当専門家、そして研究者チームが出席しました。またTV会議システムを通じ、JICA本部から防災グループの案件担当者、JST(科学技術振興機構)から研究主幹と案件担当者が参加しました。

議事は、バングラデシュ側と日本側の研究代表が共同進行し、プロジェクトの半年の振り返りと、これから半年の計画についての報告、バングラデシュ側のTechnical Assistance Project Proposal(TAPP)について意見が交わされました。またバングラデシュ側のTAPP予算による若手研究者公募要件の更新、および公共事業局(PWD:建物診断手法研究のWorking Group 2のカウンターパート機関)のチーム編成について意見交換がなされ、バングラデシュ側の必要な手続きと進め方について合意がなされました。今後双方にとって活動がしやすくなることが望まれます。

今回、ダッカ北市役所から防災分野担当者の参加がありました。都市計画分野のWorking Group 4で今後作成される防災対策シナリオを実施するうえで協力が欠かせないと思われる機関でもあり、今後の活動につながる意見交換と人的交流が始められたことはとても有意義なことでした。

次回のJCC開催は8月に予定され、開催日程(暫定)も確認され会議を終えました。

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JCCの様子

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JCCミニッツの署名