プロジェクトの人材育成研修(2013年度各種)

2014年3月7日

プロジェクトでは日々の活動を通じたカウンターパートへの技術移転だけではなく、県の農業普及員(DAO)や全国の再生可能天然資源研究開発センター(RNR-RDC)の研究員などの人材育成を図るために国内外での各種研修も行っています。

1)ネパール視察研修(2013年12月)
ブータンと似た地形・自然環境のネパールは古くから園芸農業振興に取り組み、かつて当プロジェクトのチーフアドバイザーが20年間に渡って活動した成果が各地で実を結んでいます。プロジェクトではこうした成功事例から学んでもらうため、毎年東部各県DAOやRNRRDC関係者をネパール研修に送っており、今年度は計8名が参加しました。

2)国内視察研修(2013年12月)
研修機会の少ないセンター圃場補助員を対象に、今年度はリミタンのサブセンターの女性補助員8名が、地域によって異なる自然環境に即した作物研究・生産を行っている中部・西部のRNR-RDCセンターや国立種子センター(NSC)などの視察を行いました。

3)本邦研修
1.JICAの課題別グループ研修「地域振興(一村一品運動)研修」(2013年10月から11月)
日本における農村開発事例を学んでもらうため、プロジェクト枠でサンドゥルップ・ジョンカール県農業普及局次長と東部農業市場・協同組合事務所(RAMCO)所長の2名を派遣しました。
2.果樹・野菜栽培管理、収穫後処理・加工研修(2014年1月から3月)
CP(カウンターパート)研修として、ウエンカルセンターのCP2名、RAMCO職員1名が、鹿児島県アジア・太平洋農村研修センター(KAPIC)を拠点に各種試験場・農協・農家や農産物集荷・加工場などで実習を中心とした研修を行っています。

4)園芸栽培技術研修(2014年2月)
東部各県の農業普及員21名、各地のRNR‐RDC研究補助員3名、国立種苗センター職員1名の計24名が参加し、3日間に渡って果樹の樹体管理を中心とした講義および実技研修を行いました。普段圃場での作業を行う機会が少なく実技に弱いとされる受講者は、覚束ない手つきながら熱心に実習に取り組み、配布された果樹台木用の種子や高接ぎ用接ぎ穂を手に、自信と実践意欲を深めてそれぞれの配属先に戻りました。

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落葉果樹・樹間野菜栽培を視察(ネパール研修)

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国際総合山岳開発センターでの講義(ネパール研修)

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中部RNRRDCで冷涼高地園芸の概要を聞く(補助員研修)

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果樹試験場での落葉果樹穂木の指導を受ける(CP本邦研修)

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集約的な野菜栽培も見学(CP本邦研修)

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柑橘ジュース加工の実習(CP本邦研修)

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気象変動と作物栽培への影響についても講義(普及員研修)

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梨の整枝・剪定実習(普及員研修)

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周辺農家での桃の高接ぎ実習(普及員研修)