農業機械の試験方法と基準づくり

2014年12月10日

ブータンでは、周辺の国々から様々な種類の農業機械が入ってきます。それらの機械の性能や安全性は、一定の水準が保たれている必要があります。そのため、ここブータン農業省に所属する農業機械化センター(AMC)では、機械を試験する方法や性能などの水準を定める活動を行っています。
現在、国内で最も普及している歩行型トラクタの試験方法及び基準、試験要領の策定が進められており、近く、「ブータンスタンダード」として制定される予定です。今後、このスタンダードに基づいて試験をし、一定の性能が確保された安全な機械が普及することで、国内農業のより一層の発展が期待されます。

【画像】

BSB(Bhutan Standard Bureau)での基準策定会議

【画像】

歩行型トラクタによる耕うん作業