第3回プロジェクト合同調整委員会 開催

2017年4月17日

プロジェクトの活動進捗確認や活動計画承認を目的に開催されるプロジェクト合同調整委員会会議は、1年に1回開催の予定ですが、第3回目にあたる今回はプロジェクト開始2年8か月後に開催しました。その理由は、この期間プロジェクトの枠組みに大きな変化があったからです。

昨年8月31日に報告したとおり、第2回プロジェクト合同調整委員会会議では、プロジェクト期間の1年延長を提案しました。その後、11月にJICA本部から活動進捗と現状確認のための調査団が入り、その結果を踏まえ、12月にプロジェクト期間の1年延長が正式に決定しました。その決定を踏まえ、今回の会議では、通常の進捗報告に加え、今年の活動計画が提示され、委員会メンバーによって承認されました。

過去2回の会議は首都ティンプーの農業局会議室で開催されましたが、今回はプロジェクトのカウンターパート機関である農業機械センターの会議室(パロ県)で開かれ、会議の後には農業機械センターと農業機械公社の現場を委員会メンバーが視察しました。会議場での報告に加え、実際に研究開発している農業機械や農業機械部品の製造現場等を見ることは、委員会メンバーにとって活動の理解を深めていただける良い機会であったと思います。

会議の中で『プロジェクトの進捗は大いに認められるが、農業機械がより実際の農家の圃場で見られるよう、更なる活動の成果を求める』というコメントをいただき、プロジェクト関係者一同、さらに成果を上げていくよう努力を続けて参ります。

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会議の報告の様子

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開発中の農業機械の説明

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農業機械試験用機器の説明

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農業機械の部品製造現場の視察