第4回運営指導調査

2017年6月30日

2017年6月5日から16日まで第4回運営指導調査団が来訪しました。今般の調査目的は次のとおりです。1)PDM、POに基づき、プロジェクトの活動プロセスや進捗状況を確認する、2)プロジェクトを実施する上での課題や問題点を整理する、3)今後のプロジェクト活動に向けた提言・助言を行うと共に、必要に応じてPDM/POを変更する。運営指導調査で取り纏められた内容については、6月14日の第3回JCC会合で関係者に共有され、了承を得ました。

調査では以下の事項が協議されました。
1)地区で実施されるゾンドゥ(村での集会)の機能を強化するために「コミュニティ・エンゲージメント・プラットフォーム」(Community Engagement Platform:CEP)を提案する。CEPはゾンドゥを実施する前段階で小グループで集まり、公平に且つ自由に話し合うための場とする。また、コミュニティでの開発プロジェクトの実施にあたりモニタリングや問題の解決のためのツールの一つとして活用する。ローカルコンサルタントを傭上してCEPの設置ガイドライン案を作成する。
2)上記1)のCEP設置ガイドラインは、プロジェクトの成果1で策定するコミュニティ・エンゲージメント・ガイドライン(CEG:Community Engagement Guideline)の一部となる。
3)成果3のIEC教材作成に関しては、コミュニティ・エンゲージメント強化のための視覚教材として使用する。

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第3回JCC会合