コミュニティ研修教材開発ワークショップ実施

2017年8月31日

2017年8月21日から28日の8日間、コミュニティ研修教材開発のためのワークショップをプナカ県で実施しました。コミュニティ用の研修教材はシンプルで理解しやすい内容とするよう要請しました。研修の講師は、このワークショップに参加した地区のオフィサーを予定しています。ワークショップのファシリテーターは、労働人材省職員の教材開発マスタートレーナーに依頼しました。教材開発に集まった参加者は総計28名で、地区アドミニ・オフィサー11名、経理担当6名、エンジニア5名、同県内のパイロット2地区から農業普及員、家畜担当、森林保護官の6名です。教材は、Planning and Prioritization、Monitoring and Assessment、Procurement and Bookkeepingの3科目です。

3つの科目でグループ分けを行い、地区アドミニ・オフィサーと農業普及員・畜産担当・森林保護官は全てのグループに割り振りました。マスタートレーナーによる指導の下、教材に必要なトピックについてグループ内で議論し、各トピックに関係する具体的なタスクを洗い出しました。ワークショップに参加した28名のうち12名は、2017年5月に研修マネジメントの短期専門家が実施した「ファシリテーション研修」に参加しており、今回のワークショップについて承知していたことから意欲的に参加しました。

今後この教材案を用いてパイロット地区で試行し、講師及び受講者からのフィードバックを受けて改訂していくことにします。

【画像】

教材開発ワークショップに集まった参加者