プロジェクト活動用車両などの引き渡し式

2017年1月31日

1月31日に本センターのあるワンディフォドン県の隣、チラン県にあるサブセンター(ARDSC Mithun)で、ブータン農林省次官・農業局長やチラン県知事・農業普及所長などの臨席を得て、プロジェクト活動用の車両(小型4輪駆動トラック3台、中型トラック1台)、農用トラクター・トレーラー2台、掘削機1台の引き渡しを行いました。
これらの機材は昨年8月から順次到着し、日々の活動に使用していましたが初年度に計画していた大型機材がほぼ揃ったことから、ブータンの吉日を選んで公式に引渡しを行ったものです。

式はブータンの伝統様式に則り、もろみを捧げて法要の場を清める儀式(Marchang)から始まり、来賓の挨拶に続いて、僧侶による祈祷(Thrue Soel)の後、JICA事務所長や来賓が祝いの白布(カダール)を機材に巻き、最後にJICA事務所長よりARDC Bajoセンター長に機材リストを以って引渡しが行われました。運転手・オペレーター達も正装で式に参列し、夫々の担当する車両・農機の祈祷を得て安心した表情でした。

なお、この模様はブータン国営放送のニュースでも報道されました。

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ARDC Bajo所長が執り行う清めの儀式(Marchang)

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Kinlay Tshering農業局長による開会の挨拶

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僧侶による祈祷の儀式(Thrue Soel)

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祈祷を終えた車両に祝いの白布(カダール)を付ける山田JICA所長

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山田JICA所長よりNgawang ARDC Bajo所長に機材リストを手交。(中央;Rinzin Dorji農林次官、右端;Ngawang Pemチラン県知事)

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引き渡された車両・トラクター・掘削機

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Mithunサブセンターの圃場区画整理に活躍する掘削機

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農道整備の土砂運搬に活躍するトラクター・ダンプトレーラー

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掘削機・トラクターにより区画整理が進んでいるMithunサブセンターの圃場

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農林次官他の来賓に圃場整備の模様を説明する専門家

【画像】供与機材の運転手・オペレーターやMithunサブセンタースタッフを含む全員で記念撮影