プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)ラパス県農村部母子保健に焦点をあてた地域保健ネットワーク強化プロジェクト
(西)Proyecto de Fortalecimiento de la Red Rural No.4 con Enfoque de Salud Materno e Infantil en el Departamento de La Paz(FORSA La Paz)

対象国名

ボリビア

署名日(実施合意)

2010年8月13日

プロジェクトサイト

ラパス県保健局、ラパス県農村部(アチャカチ市オフィスを含む関係8市)

協力期間

2010年8月16日から2014年8月15日

相手国機関名

  1. 保健スポーツ省
  2. ラパス県保健局
  3. ラパス県第4保健管区事務所
  4. 対象地域市(アチャカチ市、アンコライメ市、ウワリナ市、サンティアゴ・デ・ウアタ市、ソラタ市、キヤバヤ市、コンバヤ市、タカコマ市、計8市)

背景

ボリビアは中南米においてハイチに次いで妊産婦死亡率や乳幼児死亡率が高い国である。人口保健調査の結果では、妊産婦死亡率は2003年の229/10万出生から2008年の222/10万出生へと微減に留まっており、このペースのままではミレニアム開発目標の104/10万出生の達成は困難と見られている。子どもの健康に関しては、乳幼児死亡率は2003年の75/1000出生から2008年の63/1000出生へと減少し、ミレニアム開発目標の47/1000出生に近づいている。他方、新生児死亡率は2003年の27/1000出生から全く変化していない。

ラパス県は、保健医療施設へのアクセスが比較的容易な首都圏がある一方で、農村部では保健医療サービスの利用率が低く、母子保健の状況が他県に比べても劣悪である。2008年の人口保健調査の結果では、ラパス県の新生児死亡率(34/1000出生)は全国平均(27/1000出生)を上回り、ポトシ県(52/1000出生)、コチャバンバ県(35/1000出生)に次いで高い。また、施設分娩率の全国平均67.5%であり、ラパス県(57.5%)はとポトシ県(47.2%)に次いで低い。妊産婦死亡率もラパス県(326/1000出生)は、全国平均(229/1000出生)を上回るものと推計されている。

本プロジェクトでは、対象地域(ラパス県第4保健管区)において質の高い母子保健サービスを可能とし、保健施設の利用が増加することを目標とし、この達成のために、母子保健サービスの質の向上、地域住民による母子保健サービスの主体的な利用の促進、母子保健に関する活動についてのマネージメントの仕組みの強化に取り組む。

目標

上位目標

ラパス県第4保健管区の母子の健康の改善に貢献する。

プロジェクト目標

ラパス県第4保健ネットワークにおいて、母子保健の診療と地域レベルの参加型事業を向上させる。

成果

  1. 第4保健ネットワークにおいて、母と5歳以下の子どもに現在の規準を満たすサービスが提供される。
  2. 住民参加手法について育成された第4保健ネットワークの医療従事者が、地域の健康改善の意思決定において住民が積極的に参加することを推進する。
  3. 保健ネットワークと市保健ネットワークの母子保健に焦点を当てた分析能力と協働問題解決型指導管理に関する能力が向上する。

活動

1.1
サブコンポーネント 母性の妊娠、分娩、産後期の診療について医療施設の解決能力の向上(産科)
1.2
サブコンポーネント 5歳以下の診療
1.3
サブコンポーネント 医療施設におけるバイオセキュリティと医療廃棄物管理
1.4
サブコンポーネント レファラル・リターン強化
1.5
サブコンポーネント 情報システム強化
2.1
サブコンポーネント 住民参加手法の実施
2.2
サブコンポーネント 医療施設レベルの社会構造機能の強化
2.3
サブコンポーネント 保健施設レベル情報分析委員会の強化
3.1
サブコンポーネント ネットワーク及び市の情報分析委員会の強化
3.2
サブコンポーネント 協働問題解決型指導管理の適用の改善
3.3
サブコンポーネント プロジェクトにより創出された教材の共有化

投入

日本側投入

  • 長期派遣専門家:チーフアドバイザー/地域保健、業務調整員/住民参加
  • 短期派遣専門家:住民参加保健活動、産科、小児科
  • ローカルコンサルタント
  • 機材供与
  • 本邦研修
  • 在外事業強化費
  • 調査団派遣費

ボリビア側投入

  • C/P人件費
  • プロジェクト事務所(ラパス市オフィス:県保健局、アチャカチ市オフィス:アチャカチ市)
  • ローカルコスト
  • その他機材