第6回モニタリング調査開始

2019年5月21日

2016年に開始した本プロジェクト(オルロ県母子保健ネットワーク強化プロジェクト)は、来年の2月で終了となります。そこで、残された期間でより成果が出せるような活動が行えるようにと、この5月より第6回目のモニタリング調査を開始しました。

本モニタリング調査の目的は、投入や活動の進捗状況確認、成果目標の達成度合いと現状把握、事業のリスクや先方負担事項の確認、課題や問題等に関する原因分析と改善を図ることです。

現在、カウンターパートであるオルロ県保健局の関係者や、保健ネットワーク事務局関係者、本プロジェクトのローカルコンサルタントらがオルロ県内の16市、34の保健医療施設に出向き、現場視察や関係者へのヒアリングを行っています。

本調査で得られた結果は、日本語及びスペイン語の報告書にまとめられ、各関係者に共有され、残り9カ月における課題及びその対処方針について全関係者で協議されます。

調査の結果を通じ、それぞれが明確な目標を掲げた上で、残された実施期間を、更に有効的に取り組んでいけるよう、本プロジェクト専門家一同より一層尽力したいと考えております。

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「バイオセーフティ及び固形廃棄物管理」について保健施設での現状の達成度について関係者へのヒアリング及びファイル等を確認するオルロ県保健局担当者及びアサナケ保健ネットワーク責任者。

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「小児発達」について、実際に患者に対しどのような手法で行われているのかについて調査。